CASIO PX700 KEYBOARD REPAIR 2024.09.02

カシオ PX700 鍵盤修理 2024.09.02

この記事の事についてのお問い合わせは、
℡ 0120-045-845 
または bzq21747@gmail.comにメールで問い合わせてください。
ピアノ職人・VIRA JAPAN 
(有)ラッキーパイン

2024.09.09お客様からカシオのデジタルピアノの鍵盤が下がってしまっているので、修理をご依頼され、9月2日にお客様ご自身で本体をお持込み頂きました。

鍵盤ブタを開けて中を見てみると、確かに幾つかの鍵盤が下がっています。

お預かりした時と比べると、落ちている鍵盤の数が増えているように見えます。

カシオのこの機種で、この症状は初めてでしたので、早速原因追及から開始します。

以前に修理したモデルと型番は違いましたが、分解の方法はほぼ同じです。先ずは背面の板を外す為に、ビスを外します。

続いて、鍵盤を裏返した形で全てのビスを外して行きます。

ここまで解体するのに、スライドフタが中々外せず、かなり時間がかかりました。

ここから鍵盤を外すのですが、鍵盤の取り付け方法はメーカー、機種によってシステムがだいぶ違います。力任せにやると破損する危険性が有るので、取り付け具合を探りながら外して行きます。

鍵盤を外した状態で中を見ると、鍵盤タッチの重さを作る為のオモリの頭の部分に、緩衝用のプラスチックパーツがついているのですが、それが殆ど劣化してブヨブヨの状態になっていました。

何とか残っているプラスチックパーツも頭の部分が切れかけています。

これが外れて下に落ちていたプラスチックパーツの残骸です。残念ながらコスト的に修理不能となります。

上部へスクロール