カシオ プリビア PX730 鍵盤修理2025.08.30
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ピアノ職人・VIRA JAPAN
(有)ラッキーパイン

2025.08.30市内のお客様からカシオ電子ピアノの鍵盤が下がってしまった修理という事で、本体をお持ちいただきました。以前も同様の修理依頼を頂いた事が有りましたが、その時はパーツの入手が出来ず断念したことが有りました。

今回は何とかパーツの入手の見込みが立ったので、修理をお引き受け致しました。これからパーツの発注となります。

2025.09.18パーツ入手まで時間がかかりましたが、やっと入荷しましたので早速修理を開始していきます。

先ずは本体の分解の為、ビス位置を確認しておきます。後で、ビスが余ったりしないように写メを撮ってビスの色と形状と場所をチェックしておきます。

本体の下側のビスの位置もチェックしておきます。特にこちらのビスは水平状態で取り付け、取り外しをしないと鍵盤の前後位置がずれたり、ビストルクの抵抗が強くなったりするので、作業をする時は通常の状態で下からビスを取り外します。

背面の板を外しました。

フタをはずすためには、こちらの左右のストッパーを取り外し、フタを若干斜めにして取り外します。ちょっとコツが必要です。

今回は全てのゴムブーツの交換をする予定ですので、鍵盤ユニット全体を取り外す為に、鍵盤ユニットを固定しているビスを全て取り外します。

一部のビスはスピーカーボックスやコントロール基板ボックスの中に隠れていたりするので、それぞれのボックスを外した後に鍵盤用のビスを外して、再度ボックスを取り付けておきます。かなり神経を使う所です。

鍵盤ユニットを外して、裏側をチェックしましたが、どうも鍵盤自体を外さなければゴムブーツのポジションまで行きつけ無いことが分かりました。

仕方が無いので再度鍵盤を本体に戻して、鍵盤を取り外す事にしました。落っこちた状態の鍵盤のゴムブーツが欠落していました。

どうもこの状態で全ての鍵盤のゴムブーツの交換をするとなると、かなり時間がかかってしまいそうです。

不具合の有った鍵盤のサイドのゴムブーツをチェックした所、劣化は有りませんでしたので、今回は剥がれ落ちたゴムブーツのみの交換を行う事に変更します。
ゴムブーツを交換して試弾しましたが、問題無く動作しています。

注意を払いながら全てのパーツを取り付けて作業完了となりました。ここで音が出ないとか鍵盤が動かないなどの不具合が起こらない事を祈って、最後の試弾を行います。
全ての鍵盤が問題無く動作し、音もしっかりと出ています。何とかこれで修理完了となります。