CP70・CP80の組み立て方法の画像です。
CP70もCP80も基本的に組み立て方法は同じです。
一番の難関は70㎏~80㎏あるストリング部を持って、鍵盤部にドッキングするときです。
組み立てにはこの70~80㎏を胸の辺りまで持ち上げられる力が必要です。
やはり男子2人での作業が必要だと思います。
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ピアノ職人・VIRA JAPAN
(有)ラッキーパイン
〒243-0804 神奈川県厚木市関口466‐1
1.鍵盤部の組み立て
梱包は2個になります。長方形が鍵盤ユニット、台形のような形がストリング(弦)です。
先ずは鍵盤ユニット両サイドのストッパーを外して蓋を開けます。
蓋には収納スペースが有り、その中に脚やペダル等のパーツが入っています。
中に入っている脚、Brace(脚ステー)、ペダル、ペダル突き上げ棒、電源コードを出します。
鍵盤ユニットを立てた状態で脚を取り付けます。
脚の台座金具を本体の受け金具にはめ込んで脚を時計回りにねじ込んでいくと固定されます。
また、下側の脚を取り付ける場合は、鍵盤部を少し傾けないと脚がつきません。
この時に、脚がしっかりとはまり込んで、固定されていることを確認して下さい。
取り付けが甘いと、本体を立てるときに外れて、転倒したりケガをします。
脚4本をしっかりと取り付けたらBrace(脚ステー)を取り付けます。
Brace(脚ステー)は先に本体側を仮止めしてから脚側をつけるとしっかりと取り付け出来ます。
それぞれのBrace(脚ステー)先はフック状になっていますので、
脚側の調整ナット部分を一度緩めて、その間にフックを差し込んで調整ナットを締めこみます。
4本取り付け出来ましたら本体のビスをしっかりと締めます。
脚が取り付いた状態で鍵盤ユニットを持ち上げて起こします。
この時床にキズがつかないよう注意して下さい。必要であればあてもの等で養生して下さい。
2.ストリング部のジョイント
次にストリングユニットを取り付けます。台形の細い方が下になるように立てます。
蓋のストッパー2か所を外して蓋を取り外します。
ストリングユニットを持ち上げて本体にジョイントします。
この時に、ストリング部を垂直に持ち上げて、
ヒンジ部分がピッタリと合うように鍵盤部に近づけて行きます。
この作業が一番大変だと思います。
ヒンジ3か所で引っ掛けるようになっていますので、注意して取り付けます。
鍵盤ユニットにはアクションが動かないようにストッパーがついていますのでストッパーを外します。
(CP70B・80BのみD・Mにはついていません。)
ストリングユニットが取り付いたらそのまま鍵盤側にふたを閉めるように倒して、
両側のストッパーで本体とジョイントします。
3.ペダルの取り付けとセッティング
次にペダルの取り付けですが先ず鍵盤側の脚2本にペダルの固定用チェーンを取り付けます。
このチェーンはペダルが奥に動かないようにする為の物です。
脚のナットの下にフックを はめ込みますが、本体を持ち上げて
浮かした状態でないときつくてはめ込み出来ないと思います。
チェーンの取り付けが出来ましたらペダル突き上げ棒をペダルの穴に差し込みます。
そのままペダルを奥に移動させたら突き上げ棒を本体に取り付けます。
時計方向にナットを回して固定したら、ペダルの遊び調整をします。
方法は突き上げ棒の先のジョイントナット(ギザギザのついた長さ5㎝位のパーツ)を回して
ペダルを押して遊びがなくなるまで回します。
ペダルが取り付いた状態で本体を移動すると突き上げ棒を曲げてしまいますので
本体移動の時は必ずペダル突き上げ棒を外して移動してください。
本体のセッティングが終わりましたらこのままでも生音は出ますので使用可能ですが、
通常はアンプに繋いで音を増幅します。本体左側の出力コネクターにあるキャノン
又はフォーンプラグをアンプに繋いで下さい。
アンプに繋ぐ場合は本体右側のソケットに付属の電源コードを差し込みます。
電源スイッチをONにして外部出力が可能となります。
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