Fender Rhodes Suitcase 73 Additional Repairs From Chiba2025.07.30                      フェンダーローズ スーツケース 73 追加修理 千葉県より

フェンダーローズ スーツケース 73 追加修理 千葉県より 2025.07.30

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(有)ラッキーパイン

2025.08.26 本年6月26日に修理完了してお納めしたお客様より、音色調整と鍵盤ブッシング交換の追加修理の御依頼を頂き、7月30日に引取にお伺いしました。ご依頼内容は音色については、G1のタインのvibration increasesの症状と次高音の音色がこもる感じの解消です。G1のトーンジェネレーターは当社部品取りのトーンジェネレーターのタインを外して、取り替えて問題が解消しました。

次高音の音色については、原因がはっきりしないので先ずはトーンジェネレーターを交換してみました。若干変化が有ったように感じる位の変化は有りましたが、これからどう調整していくか悩みどころです。

2025.09.20次高音の音色調整はいろいろと試してみましたが、思い通りの結果になりませんでしたので、取り合えずは鍵盤ブッシング交換の作業を先に行う事にしました。

先ずは1KEYのブッシングを剥がして、どのくらいの厚さのブッシングを使うか現物合わせをして行きます。

2025.09.22フロントピン、センターピン共アコースティックピアノよりも太いので、ブッシング張り替えの為の貼りコマのサイズを決める為にそれぞれのピンの太さを図ってみました。

それぞれ3.7㎜~3.9㎜ですので、カワイの3.8㎜の貼りコマを使う事にします。

2025.10.06鍵盤のブッシング剥がしに手間取ってしまい、時間がかかりそうだったので、浜松の当社提携修理会社にブッシングの張り替えを外注しました。今日鍵盤が戻って来たので、一鍵一鍵チェックしました。さすがに浜松の修理会社の仕事はキッチリしています。

フロントブッシングも張り替えたので、全てチェックしました。

鍵盤ブッシングを張り替える時は、古いブッシングを剥がすために水蒸気を使って接着剤を緩めて取りますが、こちらのRhodesの鍵盤接着剤は頑固だったので、作業が大変だったのではないかと思いますが、本体にセットしてみると問題有りませんでした。ただし、ブッシング交換時に特有のバランスホールが収縮して、鍵盤をセットする時の抵抗が大きくなっていましたので、暫くエイジングをかけてから、再調整を行います。

2025.10.20鍵盤ブッシングの張り替えに伴う鍵盤調整を行い、今日改めて音色のチェックを行いました。鍵盤ブッシングを交換した為か、音色も変化したようで、お客様からご指摘頂いたKEYも改めて打鍵してみると、前の音色とは違って聞こえます。すこし時間をおいてから再度、打鍵して調整してみます。

2025.10.22トーンジェネレーターを交換したり、トーンジェネレーターの固定用ビス穴に木片を差し込んでトルクをUPしたりしましたが、大きな音色の変化は有りませんでした。そこで、ハンマーのゴムチップの交換を行ってみました。

一番音色が気になるC#を取り合えず交換してみました。すると、若干ですが音色に違いが有りました。

そこでもう1鍵、Dのハンマーチップも交換してみました。

結局3KEYのハンマーチップを交換しました。

2025.10.24ハンマーチップを交換して、加えてグロメットも別のメーカーの物に交換して音色の変化をチェックしましたが、どうもこちらは上手く行きません。

音が詰まってしまう為、元のグロメットに戻しました。

2025.10.26ハンマーとタインの当たる位置が端にずれているとのご指摘もあったので、特にハンマーの位置が気になる中音部の4音について、ハンマーの位置調整をしました。ただしこの調整はハンマーの走りとの関係も有り、あまり無理やり位置を変えてしまうと、隣のハンマーと干渉してしまう危険性があるので、塩梅の良いポジションを探っての作業となります。

2025.10.30色々と試行錯誤の末、最後の調整箇所としてハンマーの取り付け部のフレンジのビスを増し締めしました。アコースティックピアノの場合、ハンマーフレンジスクリューの緩みでクシャ、クシャと言うノイズが乗る事が有るので、念の為こちらも増し締めしておきました。対処出来る事は全てやったので、あとは微調整での対応となります。

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