HAMMOND ORGAN A100 & LESLIE 147 Maintenance ハモンドオルガン A100 とレスリースピーカー 147 メンテナンス 2026.06.18

ハモンドオルガン A100 とレスリースピーカー 147 メンテナンス 2026.06.18

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2026.06.17に静岡県のお客様がハモンドオルガンA100とレスリースピーカー147を修理の為お持ち込み下さいました。

A100と言うモデルは私も始めて見るモデルなので、不安と興味の両方が交錯しました。

背面は上側はカバーの板で止まっていましたが、下半分は裸状態です。カバーを外して見ると中はトーンジェネレーターや配線がグチャグチャとあるハモンドオルガンでした。下はアンプ類とスピーカーが有るので、本体からも音が出せる様になっています。

正確には分かりませんが、リバーブユニットの様なパーツが付いています。

リバーブユニットの反対側はコネクターが有り、どうもレスリースピーカーでも鳴らせる様に後から改造したのではないかと思われます。

ハーフムーンスイッチもレスリーのホーンの回転スピードの切り替えの他に、内部スピーカーを使用するかレスリースピーカーを使用するかの切り替えスイッチが付いています。

お客様からのご依頼は、プリセット鍵盤が機能しないのでそれを修理して欲しいと言う事でした。

先ずは全体の状態を把握する為に天板を取り外す作業から始めました。天板を外すのにも、スタートスイッチとリバーブスイッチを分解しなければならないので、割と手間ひまがかかります。

ドローバーの配線に断線も無く、ドローバーの動きも割と良好でした。ちょっとホッとしました。

上鍵盤のプリセットキーが正常に動作しない為、音が出ない状態でしたので、プリセットキーの連打と潤滑剤の塗布を繰り返し行い、固着したグリースを取り除く作業を行いました。鍵盤をばらしての作業となると、費用と時間が大幅に上がって来てしまいますので、この方法で進める事にします。

同様に下鍵盤のプリセットキーも潤滑剤を塗布した上で連打の作業を行います。

せっかくなので、ドローバーの接点の調整も行っておきました。

2026.06.21時間が取れたのでプリセットキーの動作確認を行いました。無事に動作するようになりました。

簡単な音出しチェックも行いました。

2026.06.22全体のメンテナンスを行い、天板を取り付けた状態で音出しチェックを行いました。

上鍵盤、下鍵盤共問題無く発音していますが、音量がやや低い様に感じます。

レスリースピーカーのホーンはスロー・ファーストの切り替えも問題無く動作しています。

ただ、本体内部のスピーカーは動作しておらず、レスリースピーカーからのみ、音が出ています。その他パーカッションの一部で音が出ていないものも有ります。

レスリースピーカーの内部もチェックします。

ホーンスピーカーもモーターもベルトも問題は有りませんでした。

ウーハー側も問題は有りませんでした。

アンプはかなり汚れが激しかったので、念の為接点磨きとクリーニングを行いました。

真空管の足もグラスファイバーブラシで研磨しておきました。

アンプのケーブル端子も同じく研磨しておきました。

アンプもかなりホコリがかぶっていたので、お掃除しておきました。

トーンジェネレーター固定用のビスがフリーの状態になっていましたので、運送時に備えてロックしておきました。こちらのビスにはオイルが付着していました。

多分トーンジェネレーターのオイルパンのオイルが漏れてしまったのだと思います。こちらはオイルを発注してさすようにします。

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